にゅー太のトレンド入札紹介⑤「VR・AR・MRの違いって?」


今度、友だちとゲームで遊ぶことになったんだけれど…

あら、いいですね!

友だちに「VRの野球ゲームがあるから、うちでやろう」って言われたんだ。
VRって何なんだろう?

たしかによく聞く言葉ではありますね。
ちょっと調べてみましょうか。


VR・AR・MRとは? その違いについて


VRとは
Virtual Reality(バーチャル・リアリティ)
の略で

Virtual=仮想的、Reality=現実

仮想現実や人工現実感とも言われます。
VRのヘッドセットやゴーグルなどの専用デバイスを使うことで、バーチャルの世界を体験できる技術です。
また、VRに類似する言葉として、AR・MRというものがあります。


ARとは
Augmented Reality(オーグメンテッド・リアリティ)
の略で

Augmented=拡張された、Reality=現実

実在する風景にCGなど仮想の視覚情報を重ねて拡張する技術のことです。
スマートフォンを景色にかざすとそこにはない画像が現れたり、画面が動き出したりなど、現実を拡張したコンテンツが楽しめるものです。


MRは、
Mixed Reality(ミックスド・リアリティ)
の略で

Mixed=混ざった、Reality=現実

MRはARと同じで、現実世界にCGなどの視覚情報を重ねて拡張する技術を指します。
ARと異なる点は、CGの操作が可能なところです。
MRの技術では、人の位置や動きに合わせてデバイスにデジタル情報を表示したり、触れて操作したり、複数の人間で同時に体験するといったことができます。

まとめると、

VR=仮想世界を見せる技術
AR=現実+仮想世界を見せる技術
MR=現実+仮想世界を見せて、操作可能にした技術

上記のように分けられています。


じゃあVR野球ゲームは、仮想空間で野球ができるってこと?
とっても楽しそうだね!


VR・AR・MR どこで使われている?

VR

VRは、VR専用のゴーグルなどのデバイスを使用して、動画やゲームの世界に入り込み、臨場感たっぷりの世界を体験できます。
ゲームで使用するイメージが強いVRですが、近年では、ゲーム以外のさまざまな分野での活用も広がっています。

例えば…

・医療現場での手術前イメージトレーニング、患者へのヘルスケア
・工事現場や工場での社員教育、研修(VR安全研修など)

医療現場や工事現場でのトレーニングも、360°広がるVR映像により、実際に近い状態での研修が可能です。
繰り返し学ぶことで本番でのミスを防ぎ、知識や技術の向上に繋げられます。

・バーチャル内見

バーチャル内見は、現地へ行かなくてもVRを使って、物件を360°見渡して確認できるサービスです。
非対面で内見ができるため、コロナ禍での需要にマッチしたサービスとして拡大したと考えられます。


⚫︎AR

ARは、スマートフォンやタブレット、AR対応のデバイスなどを使って現実を拡張した世界を体験できるものです。「目の前に怪獣が現れる」「バーチャルでメイクを試す、眼鏡や洋服などを試着する」など、非現実的な世界が楽しめます。

例えば…

・家具やアパレルの販促
・防災、地域の災害や歴史を学ぶ

自宅や新築などのお部屋に「家具の試し置き」をして、大きさや見た目を確認したうえで購入が可能です。
また、洪水時の浸水シミュレーションをARで体験できるなど、地域の防災意識を高めることにも役立ちます。


⚫︎MR


MRの技術では、専用デバイスを使用して、現実世界に重ねたCGを操作することができます。
縮小した完成イメージを表示させてチームで共有するということも可能です。
MRでは、先に実用例に挙げた医療や工事などの現場、防災においても、VRやARとは違って「リアルに確認できる」という点で、とくに重宝される技術なのではないでしょうか。

例えば…

・車両整備の研修、作業の効率化

車両整備は立体的な作業が求められる現場なので、2D図面での確認が難しいとされています。
そこで、車両の部位にあわせて表示される3Dのデジタルオブジェクトを参考にしながら点検・修理作業を行うことで、作業ミスの抑制、さらには作業の効率化に繋げることができます。

MRの技術では、俯瞰的に自分を見ることもできるので
自分が危険な体勢で作業していないかなども確認できるんですよ。

なるほど、そうなんだね。
これからビジネスへの活用もどんどん進んでいくといいね!


入札王で見つけよう!「VR」に関する入札案件


これだけすごい技術なら、たくさん入札の案件がありそう!
ねぇ、エミリ。
「VR」はどんな案件があるか教えてよ!

確かに、この素晴らしい技術は国の発展にも役立ちそうですね。
入札王で探してみますね。


▶︎検索キーワード:VR

件名:ダイナミックサイン視認性のVR検証実験被験者募集業務およびデータ収集補助業務
発注機関:独立行政法人産業技術総合研究所/つくばセンター
締切日:2023/12/04

ダイナミックサインとは、状況に応じて情報が動的に変化する、プロジェクター等から映し出される情報提示のこと。その情報は、光によって床面や壁面に映し出されるのだそうです。

これはダイナミックサインを視認する被験者を募集し、年齢、性別、近視力、遠視力、立体視力、および認知機能を記録。没入型 VR 装置を用いてサインを提示し、これらを観察した際の視認に必要な反応時間、視認内容など計測を行う案件です。

件名:燕三条ものづくりVR展示館(オンライン展示)【へら絞り・プレス加工】
発注機関:財団法人/燕三条地場産業振興センター
締切日:2023/11/30

これは入札ではなく『燕三条ものづくりVR展示館』出展社の募集です。
全国に向けてオンラインで自社技術PRを行うことができます。
参加企業はブースを設営して高画質360°カメラで撮影、データ化します。
その後データ化された展示物はオンラインに公開され、いつでもどこでも何度でも閲覧可能になるそうです。

件名:千葉開府の歴史への関心度向上に向けた先端技術活用に関する調査業務委託
発注機関:千葉市
締切日:2023/12/14

千葉市では、令和8年度に千葉開府900年の節目を迎えます。
「開府900年」を記念して、千葉一族の活躍や開府当時の街の様子をリアリティとともに再現し、現存する絵画や文化財をより鮮やかに体感できるようにする事業を実施予定だそうです。


しかし、当時の建造物などがほとんど残ってないことなどから、多くの市民が関心を持つに至っていないという現状があります。 これは事業を実施するにあたって、VR技術などの先端技術を活用して、多くの市民に関心を持ってもらえるような企画提案を行う案件です。

件名:令和5年度 スタンドアローン型VR事故体験機器の買入れ
発注機関:東京都
落札金額:¥6,160,000

スタンドアローンとは、機器やソフトウェアを、他の機器やシステムには接続せず、単独で使用できる機器のことです。
例えば、ネットやPCへの接続が不要なVRヘッドマウントディスプレイなどを指します。
このように、工場や建設業などの現場で起こる危険な事故がVRで体験できる、安全教育用のコンテンツも増えています。

件名:仮想病院アプリケーション及びVR用 Chat GPTの作成、VR既存コンテンツの統合
発注機関:新潟県/国立大学法人
落札金額:¥5,773,240

仮想病院とは、メタバース医療、バーチャルホスピタル、とも言われます。
仮想空間を通すことにより、

・来院しなくても医師に相談ができる
・VRを活用した遠隔でのロボット治療の実現
・仮想空間で医師や看護師の研修ができる

など、さまざまな活用が期待されています。

新潟県では、県全体が医師不足などの課題を抱えているのだとか。
その課題解決に向けて、医療現場で必要な手技を仮想空間で学習できたり、学習者の医療問診に対してChatGPTで即時に回答を生成するコンテンツを搭載したりするなど、学習環境の拡充を図っているそうです。

へぇー!こんなにたくさん!
いろんな場所でVRは社会貢献しているんだね!


入札王で見つけよう!「VR」に関する入札案件

ねぇ、エミリ。
VRなどの新しい技術が素晴らしいものだということはわかったけれど
悪いところもあるんでしょ?教えてよ。

もちろんあります。
VRのデメリットを検索しますね。
 
・専用デバイスなど導入費用が高額
・容量が大きいため環境を整えなければならない
・画面酔いが起こる可能性がある
 
こんなところでしょうか?

なるほど。
とくに画面酔いについては、医療現場で使っていたとしたら
患者さんがさらに具合が悪くなっちゃうかもしれないから、すごく困る問題だね。

そうですね。
それでは、にゅー太くんがこれから勉強を頑張って
みんなが安全に使えるようなVRを開発するというのはいかがでしょうか。

よし!
じゃあ、僕は全力で勉強してみんなが安全に楽しく暮らせるように頑張るよ!

にゅー太くんの未来を楽しみにしていますね。


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