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2023.03.06

入札総研 日本初、『入札白書』販売開始のご案内

入札の調査・研究を行う一般社団法人入札総合研究所(本社:東京都港区、代表理事 青柳恭弘)が、2023年2月9日に『入札白書』の販売を開始いたしました。

入札についての白書は日本で初の刊行物であり、今まで入札に対して過去の入札・落札のビッグデータからの見える化、分析についてはデータの公開及びデータ保管の義務がないことから白書にてご案内することが出来ませんでした。そこで入札総研パートナー会員の株式会社ズノーの提供している「入札王」(入札情報サービス)が保持している過去16年、約2300万件のデータ提供により、今回『入札白書』の発刊を行いました。今回ご提供する入札白書は3冊で、同時に販売開始をいたします。

そこで今回は、入札白書、全国版・東京都版・別冊版(新型コロナウイルスの影響)のそれぞれ内容のポイントについてご紹介いたします。

『入札白書』について

定価 :
『入札白書』 全国版 2022年上半期       19,800円(税込)
『入札白書』 東京都版 2022年上半期      11,000円(税込)
『入札白書』 別冊 新型コロナウイルスの影響 11,000円(税込)

形式 :電子書籍のみ(PDF形式)

購入 :購入URL
https://n-soken.or.jp/books/

官報販売協同組合

概要 :
入札総合研究所では、「入札の見える化」「入札を科学する」をミッションに、豊かで持続可能な社会を創っていくために過去16年間に及ぶ2300万件の「入落札データ」を使って、様々な研究、分析を行い、「入札」に関しての啓蒙活動などを精力的に行っております。
その中で、2010年以降の入札に関する2300万件以上の入落札ビッグデータを元に、2022年の入落札データを 地域や発注機関、業種別に分析し取りまとめた日本で初めての入落札総合データブックとして『入札白書』を発刊いたします。今後年2回定期刊行を予定しております。

全国版・東京都版・別冊/内容のポイント

『入札白書』 全国版 2022年上半期 
入札の全体像を把握し、その細部の変化をとらえていくことで、我が国の政府や省庁、自治体の営みを知ることができます。今回の発刊で対象とした過去5年間(注:2017 年~2022 年)においては、新型コロナウイルスによる世界的なパンデミックや、ロシアによるウクライナ侵攻など、我々の想像をはるかに越える事態が次々と起こり、我が国の予算の動向もその影響を強く受けた結果となりました。
2022年度、閣議決定された予算案は一般会計総額で107兆5,964億円と過去最大でした。
その2022年度の上半期6か月間で、入札公告件数はどのように推移したのか。また、過去5年間で見た場合はどのように推移しているのか、都道府県別で見た場合はどうか、など入札件数を細かくトレースしながら実態を把握している内容となっています。
さらに入札公告を49種類の業種に分類し、どういった業種に入札件数が多かったのか、5年間の推移とともに分析しています。ここで用いた49種類の業種分類は、入札情報サービス「入札王」のデータベースにおける分類を利用しております。

『入札白書』 東京都版 2022年上半期
入札件数・落札件数ともに全都道府県1位の東京都。その内訳は、都庁と23区の区役所、および39の市町村からのものです。区によって入札公告件数にばらつきがあるのは、ホームページ等ネット上で公開されていない入札案件が多数存在しているからといえます。ここで分析している数値は、入札情報サービス「入札王」が入札公告データとして収集できた案件を対象にしています。
5 年間の入札公告件数の推移を49に分類した業種別に見ていくと、社会情勢の変化を感じることができるのではないでしょうか。
項目ごとに「ポイント」として要約しているので、データを読んでいくうえでの参考にしてほしいと思います。

『入札白書』 別冊 新型コロナウイルスの影響
“新型コロナウイルス”をテーマに選定した理由は、社会に対するインパクトがあまりにも大きかったからです。2020年初頭に感染が始まった新型コロナウイルスは、パンデミックという恐怖と共に、私たちの安心、安全への取り組みに大きな変化をもたらしました。平穏な日常からひっ迫する事態に急変した際の対応方法や支援策をどのように行うべきか、それが社会全体に突き付けられた大きな課題でした。と同時に、余談を許さない緊急時対策が、全国で一斉に求められることになりました。
本白書では「キーワード」を中心にした“入札”と、“助成金・補助金”の分析を行うことにより、新型コロナの対策がどのようなものだったのか、について述べております。かつて経験した事のない恐るべき感染症に対して、どういう予算が立てられ、どのような施策が成されたのか、その全貌を知る事は、未来への備えとしてとても大切な事だと確信しております。

法人概要
名称:一般社団法人 入札総合研究所
所在地::〒106-0044東京都港区東麻布一丁目5番2号ザイマックス東麻布ビル8階
代表者:青柳恭弘
事業内容:http://n-soken.or.jp/

【お客様からのお問い合わせ先】
一般社団法人 入札総合研究所
TEL:03-6441-0335(10:00-18:00平日※祝日除く)
e-mail:info@n-soken.or.jp


いかがでしたでしょうか。
今回は、日本で初の発刊となる『入札白書』についてお伝えいたしました。
新型コロナウイルスやウクライナ問題など、めまぐるしく移り変わる社会情勢。
入札の視点から分析する『入札白書』をぜひ読んでみてくださいね!

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